2023年08月29日
物流デジタル化による業界全体の生産性向上に関するお知らせ
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物流の2024年問題を目前に控え、商品の安定供給に影響を及ぼすドライバー不足への対応が業界全体の喫緊の課題となるなか、当社は、配送課題の解決を中期経営計画の重点取り組みテーマのひとつに掲げ、輸送距離の短縮や積載率の向上など、配送効率の向上に取り組んでいます。例えば、ドライバーさまの長時間労働の削減に向けては、自社開発した入荷予約システムを導入することで、待機時間の削減に貢献してきました。
そういったなかで、2020年春ごろからプラネットさま・メーカーさまと連携してASNデータの仕さまや送信方法など業界標準化に向けた検討を具体的に開始し、この取り組みを業界全体として推進すべく、プラネットさまがEDI参加メーカーさまと開催する「ロジスティクスEDI推進会議」・公益財団法人流通経済研究所が主催する「サプライチェーン物流生産性研究会」・全国化粧品日用品卸連合会との連携を図ってまいりました。
2023年6月に実施した実証実験では、検品作業の簡素化や紙伝票の電子化により「荷受け」に伴う当社の作業時間を約20%削減することができました。また、この度のASN導入により、検品後の紙伝票を渡す必要がなくなったことから、当社物流センターへの納品車両の入構から退出に至るまでの時間を40%短縮し、ドライバーさまの労働時間のさらなる削減を実現することができました。
当社は、実証実験の結果を踏まえ、既に主要センター10拠点への導入を完了しており、本格運用を開始しています。今後は、当社物流センターへの導入拠点を拡大するとともに、ASNを未導入のメーカーさまに向けて導入を促すことで、導入効果を業界全体に拡げてまいります。また、さらなる運用改善に向けて、プラネットさま・メーカーさまとの協議を継続してまいります。
当社は、物流の2024年問題をはじめとする配送課題の解決に向けて、株式会社プラネットさまが提供するロジスティクスEDI(※1) を活用したAdvanced Shipping Notice(以下ASN)(※2) を導入した商品入荷業務フローの本格運用を開始しました。
- 日用品業界におけるメーカー・卸売業間の物流標準EDI(Electronic Data Interchange)。メーカーから卸売業に対する事前出荷情報(ASN)の配信、卸売業からメーカーに対して商品受領の情報を提供する「入荷検収データ」の配信機能等を備える。
- 発荷主から着荷主へ向けた事前出荷情報。出荷元コードや届け先コード、発注番号、商品コード、納品数量等の項目で構成される。
物流の2024年問題を目前に控え、商品の安定供給に影響を及ぼすドライバー不足への対応が業界全体の喫緊の課題となるなか、当社は、配送課題の解決を中期経営計画の重点取り組みテーマのひとつに掲げ、輸送距離の短縮や積載率の向上など、配送効率の向上に取り組んでいます。例えば、ドライバーさまの長時間労働の削減に向けては、自社開発した入荷予約システムを導入することで、待機時間の削減に貢献してきました。
そういったなかで、2020年春ごろからプラネットさま・メーカーさまと連携してASNデータの仕さまや送信方法など業界標準化に向けた検討を具体的に開始し、この取り組みを業界全体として推進すべく、プラネットさまがEDI参加メーカーさまと開催する「ロジスティクスEDI推進会議」・公益財団法人流通経済研究所が主催する「サプライチェーン物流生産性研究会」・全国化粧品日用品卸連合会との連携を図ってまいりました。
2023年6月に実施した実証実験では、検品作業の簡素化や紙伝票の電子化により「荷受け」に伴う当社の作業時間を約20%削減することができました。また、この度のASN導入により、検品後の紙伝票を渡す必要がなくなったことから、当社物流センターへの納品車両の入構から退出に至るまでの時間を40%短縮し、ドライバーさまの労働時間のさらなる削減を実現することができました。
当社は、実証実験の結果を踏まえ、既に主要センター10拠点への導入を完了しており、本格運用を開始しています。今後は、当社物流センターへの導入拠点を拡大するとともに、ASNを未導入のメーカーさまに向けて導入を促すことで、導入効果を業界全体に拡げてまいります。また、さらなる運用改善に向けて、プラネットさま・メーカーさまとの協議を継続してまいります。