次世代型物流システム「SPAID」
2018年に稼働開始したRDC新潟より、入荷から出荷に至るさまざまな過程で自動化・高精度化を実現する次世代型物流システム「SPAID(Super Productivity Advanced Innovative Distribution)」を導入しました。
以降、RDC埼玉、栃木物流センターでは、さらにその機能・能力を進化させています。
より人にやさしい物流センターを支えるSPAID
人の代わりに商品が動きロボットと人でピッキング
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栃木物流センターからはこんな新技術・新機能も導入
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DPS(Direct Packing Station:ダイレクトパッキングステーション)
自社開発のバラピッキングシステム。商品が保管されているトレーから、店舗の発注数に合わせて必要数のみピックし直接オリコン詰めを行う。必要数量分の商品を保管トレーからピックトレーに詰め替えるという作業がなくなり、バラ物流全体の効率がさらに向上。
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リライタブルラベル
レーザーの光によりラベル情報を印字・消去するシステム。人の手を介さず印字情報の内容を書き換え可能で、ラベルの貼り間違い・剥がし忘れを排除し、誤配送やゴミ、CO2の削減を実現。
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出典:株式会社リコー リライタブルレーザーシステム
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AMR(Autonomous Mobile Robot:自律走行搬送ロボット)
自動入荷検品システムとの連携により、自動引込・自動払出・自律走行機能でパレット入出庫を完全自動化。フォークリフト作業をなくすことで安全性が大幅に向上したほか、自社開発のロジックにより、設備の稼働状況に基づいて最適な搬送元・搬送先を判断し設備の効率化を実現。
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AIケースカッティングロボット
多軸ロボットの採用により、短辺カット・長辺カット・蓋取りまでを1台で実現。カット可能なケースの種類が拡大したほか、接触検知方式によりケースを固定してからカットすることで、カット位置の精度・安定性が向上。
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AIケースピッキングロボット
パレットからのケースピッキング作業を自動化。これまで行っていた単載パレットからのピッキング作業に加え、混載パレット上からのピッキングも可能となり、適用範囲を入荷エリアまで拡大。
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破材搬送システム
磁気誘導式の無人搬送車であり、BRS(バラ入庫システム)などで発生した破材を積載した什器を牽引し、破材庫までの片道約130mを自動運転。また、破材庫前で破材業者の自動呼出しが可能。床面に敷いた磁気テープに沿って走行し、障害物があれば自動停止する安心設計。
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