AI需要予測で食品ロス削減「自動発注サービス」

小売業さまの食品廃棄ロスの改善に向け、2024 年1月より「AI 需要予測による自動発注サービス」の提供を開始しました。
本サービスにより、小売業さまの発注にかかる業務の効率化に加え、食品廃棄ロス改善といった社会的課題の解決に貢献しています。

食品廃棄ロスは社会全体の課題

社会全体で食品廃棄ロスが問題となるなかで、小売業さまにおいても、自社で発生する食品廃棄ロスの改善に対して課題を感じておられることを受け、2021年7月より取り組みを開始しました。
PALTACは食品を主として取り扱う企業ではありませんでしたが、こうした社会的課題(ESG)・お取引先さま課題の解決も、中間流通を担う私たちの重要な役割と認識しています。

食品廃棄ロスの改善率10%

  • AIでの自動発注は、日々消費され販売量の変動が比較的安定している商材の需要予測を得意とする反面、外部要因(生活者の嗜好の変化など)によって販売量が変動しやすい商材は不得意であるという特徴が存在します。

    このため、得意とするカテゴリーはAI自動発注を活用し、不得意なカテゴリーは従来の発注方式を活用するハイブリッド運用により、柔軟にご利用いただける仕組みを構築しています。
    また、不得意なカテゴリーにおいても、AI自身に個別の条件設定(時間帯、客層など)を行うことで発注精度を向上させることも可能です。

    本サービスの提供にあたっては、2022年3月より一部小売業さまにおいて実証実験を重ね、食品廃棄ロスの改善率10%を達成。
    2024年1月から本格運用を開始し、より多くの小売業さまにご活用いただきながら、発注業務の効率化と食品廃棄ロスの改善に取り組んでいます。

  • AI自動発注と従来方式をかけ合わせたハイブリッド運用が可能であることを示す図

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