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「人と社会のウェルビーイングなミライ」につながる、新しいステージへ

PALTACは「美と健康」に関する生活必需品を取り扱う中間流通業者であり、自社はもとより、サプライチェーン全体の最適化・効率化をステークホルダーのみなさまとともに推進する社会的使命があります。
中間流通業者には「商品調達、販売、物流、金融、情報提供、リテールサポート」などを「つなぐ」機能がありますが、新たな長期ビジョンのもと、「人と社会のウェルビーイングなミライ」につながる機能を高度化し、サービスを充実していくことで、さらなる発展を目指しています。
たとえば、データを軸に情報を「つなぎ」、流通のムリ・ムダ・ムラを解消する仕組みや、より多くのモノとヒトの出会いを生み出す仕組みの構築により、社会課題の解決を進め、人と社会、そしてそれらを取り巻く環境を、より良い状態にしていきたいと考えています。

価値提供を通じて、「売上高2兆円、ROE9~10%」を目指す

2024年に策定した長期ビジョンでは、現在の2倍近い「売上高2兆円、ROE9~10%」を目標に掲げています。
この達成には、「破壊と創造を厭わない新しい発想」が不可欠です。
既存事業では、人財育成やデータ蓄積などをつうじて、事業エリアにおける価値提供の深化と強化を図るとともに、人財やデータを活かした周辺領域での新規事業開拓につなげていきたいと考えています。

  • こうした考えのもと、中期経営計画「PALTAC VISION 2027」では、重点戦略のうちサプライチェーンにおける価値提供として、大きく7つのテーマを掲げています。

    • 新規取扱商材の拡充
      マーケティング力と調達力を強化
    • 流通情報のデジタル化
      データをつなぎ、流通プロセスを可視化し、ムリ・ムダ・ムラを解消
    • グローバルネットワークの構築
      各国拠点をハブとして、グローバルに商品・情報をつなぐ
    • 配送改善の強化
      協働の推進と多角的なアプローチで配送改善を強化
    • 新物流モデルの構築/物流の価値提供領域の拡大
      ダントツNo.1の生産性/食品物流ノウハウの獲得/協働配送網を構築
    • DX推進基盤の強化
      新たな価値創造に向けた変革の推進基盤を強化
    • ESG/環境・社会への貢献/ガバナンスの強化
      持続的成長を実現する企業基盤を構築

持続可能な「当たり前」をミライの日常へ

たとえば「物流」を考えるとき、労働人口の減少や気候変動の影響など、現在の環境下では、モノが運べなくなるリスクが大きく高まっています。
持続可能な社会の実現に向けては、流通のムリ・ムダ・ムラを解消し、「強く」「しなやか」で「高効率」の物流システムを構築することが重要な課題です。

  • PALTACは、従来からサプライチェーン全体の最適化・効率化を目指し、全国物流網の整備や先端技術を活用した物流センターの構築などを通じて、中間流通における高効率物流基盤とノウハウを獲得してきました。
    今後は、培った強みにイノベーションを起こし、効率性をさらに追及したダントツNo.1の生産性を誇る物流モデルを創出していきます。
    加えて、新たな物流領域におけるノウハウの獲得、業種や慣行の枠に収まらない協業により、「必要なモノが必要なトキに必要なヒトへ届く」持続可能な「当たり前」を、ミライの日常にお届けする物流ネットワークの創造に挑戦していきます。

協働の推進と多角的な改善アプローチによりドライバー不足に対応できる配送網を構築

トラックドライバーの不足や労働環境課題に端を発した、いわゆる「物流の2024年問題」の影響もあり、モノの輸送を取り巻く環境は年々厳しくなっています。
一方、物流需要の超過などにより配送費は確実に上昇が見込まれ、仕組みを抜本的に見直さなければ「モノが届かない・運べない」社会が、数年のうちに現実となってしまう可能性があります。

  • 見直しのポイントは、待ち時間の削減、積載効率の向上、運転時間の短縮、モーダルシフトなどとなりますが、各企業さまが単独でできる施策については既に取り組みが進んでおり、今後は商慣行の見直しなども含め、競争や業界の垣根を越えた協働の輪をさらに拡げ、施策の効果を高めていくことが必要と考えています。
    こうしたなかで、中間流通において培った仕組みのデザインや、データに基づく仕組み改善のノウハウを活かして、多角的な改善アプローチにより協働を推進し、ドライバー不足へ対応できる配送網を構築していきます。

サプライチェーン全体で発生する環境負荷の低減

PALTACでは、人々の美と健康に貢献する企業として、サプライチェーン全体で発生する環境負荷の低減に取り組んでいます。取り組みテーマとしては、まずは事業活動との関連性が高い「気候変動への対応」と「資源循環型社会の形成」に向けた取り組みを優先的に進めています。

  • 私たちの業界は、店舗における人手不足や配送ドライバー不足への対応など喫緊の課題に直面しており、気候変動以外を要因とするコスト上昇圧力も強まっています。PALTACは、このような環境下において、強みである「物流機能」、中間流通で培った「つながり」にイノベーションを起こすことで、負担を生まない流通づくりに努め、リスクの低減および収益機会の獲得を図っていきます。
    たとえば、商品輸送に伴うCO2排出量の削減に向けては、輸送距離の短縮や積載効率の向上など配送効率化を通じた燃料使用量の削減を進めています。 今後は、中期経営計画にもとづき、配送マネジメントシステムの構築による配送データの可視化や、他企業さまとの協働配送の推進を目指しており、さらなる配送効率の向上を通じたCO2排出量の削減を進めていきたいと考えてます。

サプライチェーンのイノベーションにご興味をお持ちの企業さまへ

「人と社会のウェルビーイングなミライ」への挑戦は、まだ見ぬ可能性を秘めています。
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