日本国内でお取引をご希望の小売業さま
流通プロセスを“可視化”し、新たな価値を創造
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少子高齢化に伴う人口減少や、生活者の価値観が多様化する現代社会において、市場の活性化には、これまで以上に「個」に焦点を当てた高度なマーケティングの必要性が増しています。生活者のニーズが激変する環境下では、前例どおりのMDが通用しなくなっており、効果的なMD提案を行うためには、タイムリーかつ、より多くの情報収集と取捨選択が必要になります。社内外の連携によって、生活者との接点である店頭の情報や市場全体を見渡したマーケティング情報、そして業界トップのPALTACが持つ膨大なデータを活かして、生活者のニーズを満たす鮮度の高いMD提案を実現しています。
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モノが売れる現場(店頭)を起点に「売れる仕組み」を強化
人手不足の影響により、小売業さまの店舗においては販売企画の店頭実現率の低下や販促物の未設置などによる「販売機会の損失」が発生しています。PALTACは、約250名からなる店舗支援専門の部署を持ち、スピーディーな店頭実現を可能にする「機動力」と、店舗活動を通じて得た「現場の活きた情報を効果的な商談につなげる逆提案」機能を活かして、小売業さまとともに生活者にとって魅力的な店頭の実現に取り組んでいます。店舗作業の進捗状況や売れ行き情報などを小売業さま・メーカーさま・PALTACの3者で共有できる情報連携プラットフォーム「PITシステム」を構築しています。これまで把握しきれなかった詳細な店頭状況(売場状況・販促物)の有無などをリアルタイムで共有することができ、各店舗の展開状況を踏まえたPOS分析等、より精緻な効果検証が可能となります。精緻な効果検証に基づく販促提案や好事例の水平展開をスピーディーに行うことで、店頭の販売機会の損失を削減し、さらなる売上拡大につなげていきます。

「ムリ・ムダ・ムラ」を解消し、流通全体のコストを利益化
「ムリ・ムダ・ムラ」の解消は、課題の可視化から始まります。まずは、販売・在庫データや店内作業の動画データなど、あらゆる側面からデジタルを駆使して、課題を「見える化」したうえで、仮説・検証を繰り返し無駄な作業を削減していきます。一度の検証で成果が出ない場合もありますが、PALTACが長年培ってきた生産性向上に対する「改善ノウハウ」や、社員それぞれに備わる「やりきる力(GRIT)」といった強みを活かして継続的な改善活動に取り組むことで、効果の最大化を図っています。取り組みにあたっては、お互いのトップ同士が参画し、前向きな姿勢で、広範囲かつ一歩踏み込んだ取り組みを継続することで、小売業さまへの利益貢献、そして信頼獲得による取引関係の強化につなげていきます。

目利き力と調達力の強化により「生活に彩りを増やす」新規取扱商材を拡充
SNSをはじめとする個人の情報発信・収集機会が増加したことで、生活者は手軽に欲しい情報を集めることができるようになりました。これをきっかけに爆発的な需要が生まれる「バズ消費」や個人の好みや体質に合わせた商品を選別する「パーソナライズ消費」など、近年のトレンドは激しく移り変わっています。PALTACはこのような消費トレンドの変化に素早く対応するために、的確な市場分析やマーケティング戦略の立案を担う社内専門人材の育成・確保、SNSの購買行動分析を行うデジタルマーケティング企業との連携、社内の店頭情報システム「PITシステム」に集約された店頭データを活用することで、マーケティング機能を強化し「目利き力」を高めていきます。既存の取り扱いカテゴリと親和性の高いカテゴリで商品の拡充を図ることで、「生活者に彩りを増やし」新たな収益の獲得につなげていきます。
