Interview

PALTACの私だからできる
海外での役割を追い求めて

大阪本社 
海外営業職
2013年度
新卒入社
T.Y

「人間力」を磨き続けられ、
その力を一番必要とされる仕事

元々「化粧品が好き」という気持ちが強く、様々な商品を「売り場」と一緒に提案ができる卸で働くことに魅力を感じました。また業界トップ企業であるということは様々な理由があるはずで、できることも見える世界も違うのではと思い、PALTACへの入社を決めました。もちろん他社への就職活動も行いましたが、PALTACへの入社を決断した理由は、選考過程で出会った方々から受けた印象が他社と異なったためです。面接官・採用担当者・先輩社員など、全員が真剣に私という一人の人間を見てくれており、返ってくる言葉のすべてが誠実でした。私が目指していた職場・職業は「人」が魅力的であること。人としての魅力を磨き、その人間力で仕事がしたいという気持ちがあり、最終面接で面接官にそう伝えたことを今でも覚えています。入社後から現在に至るまで、その当時の直感と相違はなく、困っていればどの部署の方でも嫌な顔ひとつせずいつも助けて下さいます。自分が目指したいと思える人たちと一緒に働くことができるのは、とても幸せなことだと思います。

海外の代理店様と日本のメーカー様、
異なる視点を“私が”どうつなげられるか

私は海外事業本部に所属しており、その中でも輸出チームの営業をしています。PALTACの輸出国は現在18か国で、国ごとに担当が分かれており、私の担当は香港・インドネシア・フィリピンの3か国です。
業務の特徴として、直接の取引先が現地の小売業様ではなく現地の販売代理店様である点、商品の販売戦略を企業単位ではなく国単位で捉える点などは、通常の営業職の業務とは異なり、メーカー様の視点に近いかもしれません。それぞれの国の文化や特性、独自の規制や商習慣があり、日本国内と同じ戦略では通用しないことが多いため、日本製品の売上をその国で最大化するためには、海外の代理店様と日本のメーカー様をつなぐ役割が非常に大切になります。
現地の代理店様はその国の市場や現地小売業のことには精通していますが、日本のメーカー様や卸売業がその国で目指していることとの間には常にギャップが存在します。その中で売上拡大を最大限図りながら、日本で培ってきた我々の手法や成功事例を現地市場に組み込んでいき、本当の意味で「その国での日本製品の市場価値を高めること」が最終目標です。目標達成のためには、現地企業様、メーカー様のどちらかに偏ることなく、常にフラットな視点に立つことが重要であり、非常に責任のある仕事だと感じています。

海外の消費者に新しい価値を提供するために
PALTACと私にできること

近年、日本への観光客の増加により、海外のお客様が日本製品を手にする機会が増えていますが、それは日本でしか買えないだけではなく、製品の品質が素晴らしくかつユニークであるからだと思います。日本から遠く離れたアジアの国々で日本製品が販売され、現地の方が購入しているのを実際に見るととても感動します。しかし、国によっては店頭価格が驚くほど高いので、限られた人々しか購入できないのが現状です。近年、日系小売業様の海外出店が加速しており、私もその仕事に携わる機会があるため、「海外でのPALTACの役割とは何か」を改めて考えさせられます。日系の小売業様には、海外の消費者に新しい価値を提供するという使命があります。商品を流通させるだけでなく、今までにない市場価値の創出をPALTACとしてどう協業していけるのか?目指す姿に近づくことができるよう、日々模索しながら、やりがいを持って取り組んでいきたいと考えています。

1日のスケジュール

8:45

出社
週次・月次での部内ミーティング実施、売上の進捗とその他共有案件の打ち合わせ

9:00

メールチェック・業務スケジュール組み立て
午前中はメールチェック、自身の業務スケジュールの再確認と組立ての後、新製品登録業務、書類翻訳

9:30

ミーティング
メーカー様との商談や現地得意先様とのskypeミーティングの実施

11:00

プランニング
担当国での各メーカー・ブランドの販売戦略、企画提案の考察

14:00

手配・調整
担当国での販売に必要な申請書類や小売業様向けの証明書手配、契約書などの調整

16:00

出張準備
担当国へ出張準備(私の担当国では1か月半~2か月に1度、1週間程度の出張があります)

あなたのPALTAC MIND

当社の基本精神である「誠実と信用」は、海外でも変わらず重要な指針だと感じています。国籍が異なってもこれは非常によく伝わります。担当当初、海外の得意先様の部長に担当を外されそうになるほど怒られたことがありました。当時は自分の語学力の問題で相手に伝わらないのだと思っていましたが、不足していたのは相手が求めているものを本気で理解し、汲み取ろうという姿勢と気持ちでした。そのことに気づいてからは、依頼にはできる限り早く対応し、どうすればさらにプラスした内容を返答できるかを常に意識して対応するようにしました。2年ほど経った後、その部長さんに「いつも助けてくれてありがとう、感謝してます」とプレゼントをもらったんです。思わず、出張先のホテルで泣いてしまいました。
またこの信頼を獲得できたのは、上司や先輩が失敗に萎縮せずチャレンジして欲しいと常にフォローしてくださったからだと思います。部署に後輩も増えてきた中、私自身もそういう先輩でありたいですね。
「誠実であること」これは相手がお客様である場合に限らず、メーカー様に対しても、社内の人に対しても同じだと思います。仕事をする上での基本であり、私が変わらず大事にしている指針です。