Interview
私だから伝えられる
経営の視点で見たPALTAC
経営企画職 2012年度
新卒入社 K.M
「モノ」の良し悪しではなく
「人」の魅力で勝負したかった
就職先を選択する軸として、「人」の魅力で勝負できる企業に就職したいと考えていました。最初は「モノ」を取り扱わない金融業界を中心に考えていましたが、他の業界にも目を向けながら就職活動をした方が良いというアドバイスを受け、「モノ」を取り扱う業界をみるように。そこで、PALTACを初めて知りました。約1,000社のメーカー様の約50,000品目の商品を取り扱っていると聞き、一つの商品の良し悪しだけでなく提案スキルなど「人」の魅力で勝負できる部分が大きいのではないかと思い、興味を覚えました。また、PALTACが取り扱っている商品の中には競合他社でも取り扱える商材が多くあり、小売業様の立場から考えるとどこの卸から仕入れても同じ商品のはずです。そのような状況でPALTACから仕入れたいと思ってもらえるには「人」の魅力が非常に重要だと感じました。自社の製品を持たないからこそ提案力の向上など、一人ひとりの成長が重要であり、自己の成長に向けてやりがいを持って取り組める会社だと考えて入社を決めました。
経営層や投資家の決定を左右する、
その責任とやりがい
入社後営業職を3年半経験し、その後、現在の経営企画室に異動になりました。経営企画室は大きく二つの役割を担っています。一つ目は、主に事業計画策定や進捗管理、取締役会や戦略会議等の経営方針を議論する会議の運営、外部環境の情報収集等、経営層が経営判断を行うための各種情報の提供や会議等の運営サポートです。二つ目は、IR(インベスター・リレーションズ)活動です。投資家をはじめとするステークホルダーに対して決算情報や事業戦略等の情報発信を行い、当社の価値を外部に伝える活動を担います。具体的には決算資料の作成・開示や、実際に機関投資家との面談や個人投資家に向けた会社説明会を行ったりしています。私自身の仕事内容は社内で開かれる会議の運営サポートやIR活動に使用する決算開示資料や会社説明資料等の資料作成が中心です。自社の状況把握だけでなく経済に関する知識や投資家が求める情報開示の方法など、勉強しなければいけないことがたくさんありますが、自分自身も成長できる非常にやりがいのある仕事だと感じています。
PALTACの強みと必要性を
広める伝道師を目指して
PALTACは創業以来、中間流通を担うインフラという立場で社会を支えてきました。中でも生活必需品を取り扱う私たちは、消費者にとってなくてはならない存在です。一方で、中間流通業者は直接消費者と接する機会がないこともあり、あまり知名度は高くなく、その必要性について理解している人はそれほど多くないと感じています。個人投資家の中には、PALTAC主催の会社説明会に参加して「初めて必要性が分かった」という方も多くいらっしゃいます。
また、PALTACは「労働人口減少」という業界全体の問題に対応するべく、新しい物流モデルの確立に挑戦しています。さらなる成長に向けた挑戦を支える取組みや人財・文化等をわかりやすく伝えられる資料を作成したいと考えています。どのような資料も同じだと思いますが、資料の表現方法や作成に至った背景の伝え方によって、同じことを伝えようとしても受け手の捉え方が変わり、その後の行動にも変化を及ぼします。資料を見る側の立場やニーズを捉えた情報提供できるよう、さらなるスキル向上に努め、より多くの方に当社の強みや社会にとっての必要性を伝えていきたいです。
1日のスケジュール
8:30
通勤中の電車内で、日経電子版に目を通し、経済動向や当社に関連する記事をチェック
10:00
各種媒体に当社についての記事が掲載されていないかをチェック後、今週のスケジュールを確認
13:00
部内のメンバーでミーティングを実施。今後の業務内容の方向性を確認後、今週の各メンバーの行動予定を共有
14:00
決算説明会資料作成に向けてメンバーと意見交換。何をどのように伝えるべきか等を議論
15:00
決算説明会資料のドラフト作成
16:00
決算数値分析資料を作成(決算数値分析や小売業決算や訪日外国人の動向等の当社決算に影響を及ぼす外部環境の情報収集)
PALTACはどんな会社?
若手の意見や提案を受け入れてくれる先輩・上司の方が多いと感じています。営業職時代の話ですが、担当バイヤー様から他の企業であまり取り扱っていない商品を扱いたいというニーズがありました。そのような商品には他店舗との差別化が図れるというメリットがありますが、売れ残るリスクも大きくなります。そこで、取り扱い後の販促方法などの施策をしっかり考えた上で上司に相談すると、「それならやってみよう」と背中を押してもらえました。実際にその商品を取り扱うことができて、担当バイヤー様にも喜んでいただいた経験があります。自分の「こうしたい」という強い思いと戦略があれば、それをしっかりサポートしてくれますので、自信をもって取組むことができました。
現在の経営企画室でも、異動当初は業務に慣れておらず上手くいかないことが多かったのですが、様々な資料の作成を重ねるうちに「こう表現するのはどうですか?」と自分の意見が言えるようになりました。まだ至らない点が多いにもかかわらず、部下・後輩である私の意見も尊重してもらうことが少なくなく、とても感謝しています。