TECHNOLOGY

PALTACの技術

流通の未来を創る技術で人々の未来をどれだけ変えられるか

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01

進化を続け、業界・社会を先導するPALTAC
根底にある「変わらぬ」想いが未来を「変える」

卸売業はこれまで、「変化対応業」と言われてきました。メーカーさま・小売業さまに起こる変化や要望に対して、柔軟且つスピーディーに対応することが何よりも大切とされ、それこそが卸売業の存在価値とされていたのです。

そんな中私たちPALTACは、常に業界の一歩先・二歩先の未来を見続けてきました。単なる変化や要望に対応する、「御用聞き」のような存在ではなく、私たちが新しいスタンダードを生み出し続け業界を牽引し続ける存在でいること、またメーカーさま・小売業さまだけでなく世の中さえもまだ気付いていないような潜在的な問題(ニーズ)にアプローチすることが使命だと考え続けてきた歴史があります。

今後日本の総人口は減り続け、労働人口はそれよりさらに早いペースで減少し続けることは明らかです。

PALTACに限らず、各地の物流センターでは、数多くのパートタイマーの方が勤務しています。労働人口が減り続けるこれから先の世の中では、今と同じ人数のパートタイマーの方を雇用するにも難易度が高くなるため、そこにかかる採用コストや人件費も今より上昇し、そこでかかったコストは我々から小売業さまへ商品を販売する価格に上乗せざるを得ません。
結果、みなさんが毎日の生活で当たり前に使用するシャンプーや歯ブラシ・洗剤といった商品を今よりも数倍高い値段で購入しなくてはいけない世の中になってしまいます。

また、労働人口の減少はメーカーさま・小売業さまにとっても死活問題で、特に小売業さまでは、店舗運営が立ち行かなくなるとまで言われています。店頭に当たり前に商品が並んでいて、適正な価格でお店で購入でき、「いつもの日常」を送ることが難しくなる可能性さえあるのです。

そんな世の中にしないために、私たち卸はどう変わっていき何をすべきなのか。
「真に必要とされる中間流通業」としての在り方が問われているのです。

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02

これまでの変化・進化の軌跡は未来への布石
RDC構想は今、次世代の物流を牽引するステージへ

1998年にスタートした「全国RDC(Regional Distribution Center)構想」。サプライチェーン全体の最適化・効率化の取り組みを本格化させる大型で効率的な物流センターは、業界No.1の物流機能として、業界外からも高く評価いただけるまでに成長しました。

2018年に稼働開始したRDC新潟からは、独自開発のAIやロボティクスなどの先端技術を導入した次世代型物流システム「SPAID(Super Productivity Advanced Innovative Distribution)」を始動。2019年にはRDC埼玉、2022年には栃木物流センターが稼働開始となり、さらなる進化を遂げています。

たとえば、商品種と数量をセンサーで判別し世界で初めて(※)レーン搬送中に検品を完了する自動入荷検品システム。自動入荷検品システムとの連携によりパレット入出庫を完全自動化するAMR(Autonomous Mobile Robot)。ダンボール蓋の短辺カット・長辺カット・蓋取りまでを1台で実現するAIケースカッティングロボット。世界で初めて(※)マスターレスによる自動化を実現しケース認識率99.9%以上を誇るAIケースピッキングロボットなど。

入荷から出荷に至るまでのさまざまな過程で自動化・高精度化を実現し、労働人口減少に伴う人手不足に対応するとともに、重労働や作業負荷を削減する人にやさしい新物流モデルの研究・開発に取り組み続けています。

※2019年PALTAC調べ

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03

流通の会社が「技術」で社会を変える
社会インフラ×ベンチャー気質が生み出すもの

これまでの取り組みの中で生まれた新しい技術は、PALTACで働く一人ひとりがあってこそ成り立つものです。 大企業と呼ばれる規模でありながら、物事を「ゼロベース」で考え、常に何が正しいかを考え新しい挑戦を続ける。立ち止まることを良しとしないベンチャー精神がPALTACには根付いています。

さらなる生産性の向上を目指して物流センターへの投資を続ける。同業他社はもちろん業界外を見ても画期的な仕組みのロボットやAIを導入する。
現状に満足していては決して生まれない発想は、自社だけでなく流通業界全体・社会全体を捉えた「全体最適」の視点があるからこそです。

人々の豊かで快適な生活を実現し続ける「社会インフラ」としての役割を担う企業、また中間流通業のリーディングカンパニーであるPALTACだからこそ、未来を見据える視点と果たすべき役割使命があります。

PALTACが変わること・新しい物を生み出すことは、自社だけでなく業界、ひいては社会に影響を与える。だからこそ、PALTACは世の中をより良い方向へ導くという使命を担っていると考えています。