PALTACの技術

流通の未来を創る
技術で人々の未来をどれだけ変えられるか

社会インフラを担う業界No.1企業として
業界の枠にとらわれず社会問題に挑む

卸売業はこれまで、「変化対応業」と言われてきました。メーカー様・小売業様に起こる変化や要望に対して、柔軟且つスピーディーに対応することが何よりも大切とされ、それこそが卸売業の存在価値とされていたのです。

そんな中私たちPALTACは、常に業界の一歩先・二歩先の未来を見続けていました。単なる変化や要望に対応する、「御用聞き」の様な存在ではなく、私たちが新しいスタンダードを生み出し続け業界を牽引し続ける存在でいること、またメーカー様・小売業様だけでなく世の中さえもまだ気付いていないような潜在的な問題(ニーズ)にアプローチすることが使命だと考え続けてきた歴史があります。

今後日本の総人口は減り続け、労働人口はそれよりさらに早いペースで減少し続けることは明らかです。

当社に限らず、各地の物流センターでは、数多くのパートタイマーの方が勤務しています。労働人口が減り続けるこれから先の世の中では、今と同じ人数のパートタイマーの方を雇用するにも難易度が高くなるため、そこにかかる採用コストや人件費も今より上昇し、そこでかかったコストは我々から小売業様へ商品を販売する価格に上乗せざるを得ません。
結果、みなさんが毎日の生活で当たり前に使用するシャンプーや歯ブラシ・洗剤といった商品を今よりも数倍高い値段で購入しなくてはいけない世の中になってしまいます。

また、労働人口の減少はメーカー様・小売業様にとっても死活問題で、特に小売業様では、店舗運営が立ち行かなくなるとまで言われています。店頭に当たり前に商品が並んでいて、適正な価格でお店で購入でき、「いつもの日常」を送ることが難しくなる可能性さえあるのです。

そんな世の中にしないために、私たち卸はどう変わっていき何をすべきなのか。
「真に必要とされる中間流通業」としての在り方が問われているのです。

これまでの変化・進化の軌跡は未来への布石
RDC構想は今、次世代の物流を牽引するステージへ

1998年にスタートしたRDC(大型物流センター)構想は、今業界 NO.1の仕組みとして業界内だけでなく、業界外からも高く注目いただけるまでになりました。
そしてRDCは今、独自開発のAIやロボティクスなどの技術を導入し、新たなステージへと足を踏み入れました。

2018年8月に稼働したRDC新潟からは新システム「SPAID」を導入し、これまで人が行っていた 重労働のほか、入庫から出庫に至るまでの様々な過程での自動化に挑戦。従来比2倍以上の 人員生産性を実現し、労働人口減少に伴う人手不足に対応すると共に、人に優しい 新物流モデル構築に取り組んでいます。
さらに、RDC新潟で培った知見と新技術を融合したRDC埼玉を2019年秋に稼働させ、さらなる 生産性の向上を実現しています。

例えばRDC埼玉では、世界で初めて※、マスターレス化を実現し、さらなる自動化を可能にしたAIケースピッキングロボットを新規開発・導入。ビジョンセンサーによる商品ケースの認識率を99.8%まで向上、AIの進化により、ケース寸法および重量を自ら測定し、最適搬送経路と速度を自己算出しています。
※2019年7月調べ

また、従来難しいとされてきた個別(バラ)商品の自動ピックにも挑み、多種多様な商品においてピッキング作業を完全自動化するAIピースピッキングロボットも導入しています。

危険を伴う作業や人への負担が大きい重い物の持ち運びなどをロボット化することで “人に優しい物流センター” を同時に実現。身体への負担軽減や危険性の削除を可能にしました。

また、物流センターや機器・システムの構築以外にも、小売業様向けの「無人レジ技術」にも挑んでいます。2018年から米国ベンチャー企業との協業に取り組み、現在は実現に向けてトライアルを重ねています。
店内の天井カメラと画像認識AIの働きで、顧客がどの商品を取って退店したかをすべて把握できる仕組みで、バーコードスキャンによる精算の必要がありません。
この技術が店舗で実現すれば、レジの無人化だけでなく、POSや ID-POSなどの購買データではわからない、顧客の「購買前の購買行動」などのビッグデータもすべて記録・分析することがで きます。
これは、ショッパーリサーチ等に応用できて、マーケティングデータとしても非常に価値があります。

この様な開発は技術的に極めて難易度が高く、一部の大手EC企業などの限られた企業しか研究を進めていないものですが、卸売業・中間流通業の枠を越えた取り組みとして、業界内だけでなく国内外からも高い注目を浴びています。

「これまでがどうか」ではなく、何をすべきなのか、業界の枠を超えて挑戦を続ける姿勢こそが、次世代の物流や流通のカタチを創り出しているのです。

流通の会社が「技術」で社会を変える
社会インフラ×ベンチャー気質が生み出すもの

これまでの取り組みの中で生まれた新しい技術は、PALTACで働く一人ひとりがあってこそ成り立つものです。
大企業と呼ばれる規模でありながら、物事を「ゼロベース」で考え、常に何が正しいかを考え新しい挑戦を続ける。立ち止まる事を良しとしないベンチャー精神がPALTACには根付いています。

更なる生産性の向上を目指して物流センターへの投資を続ける。同業他社はもちろん業界外を見ても画期的な仕組みのロボットやAIを導入する。大手EC企業でもまだ実現が難しい無人レジ店舗の研究を進める。
現状に満足していては決して生まれない発想は、自社だけでなく流通業界全体・社会全体を捉えた「全体最適」の視点があるからこそです。

人々の豊かで快適な生活を実現し続ける「社会インフラ」としての役割を担う企業、また中間流通業のリーディングカンパニーであるPALTACだからこそ、未来を見据える視点と果たすべき役割使命があります。

PALTACが変わること・新しい物を生み出すことは、自社だけでなく業界、ひいては社会に影響を与える。だからこそ、PALTACは世の中をより良い方向へ導くという使命を担っていると考えています。