Interview

「物流のことならあなたしかいない」
と言われる存在を目指して

大阪本社 
物流職
2011年度
新卒入社
O.K

長い歴史と先進性を併せ持つ
「古くて新しい会社」というイメージ

大学時代に流通を研究テーマとする研究室に所属し、食品の貿易・流通について研究していました。就職活動中には、卸売業の業態が流通業の中でも消費者に近く、社会に対する貢献度が高いと感じました。特にPALTACは「美と健康」を事業フィールドとして、幅広い品目を扱い、日用品・医薬品や食品を含めた同業卸と比べても、最も先進的でハイレベルの物流機能を有していると思いました。また、企業説明会やホームページ、過去の書籍等で企業研究をする過程で、創業から長く歴史のある会社でありながら、常に革新的な業態に取り組む「古くて新しい会社」というイメージを持ったのが、PALTACを選んだ大きな動機の一つでした。

最新機器で省人化を図っても
それを運用する「人」が大事

現在は、PALTACが全国に展開する大型物流センターの中でも、新物流センターの設計、人員計画・採用活動、コスト算出、運用マニュアル作成に携わっています。新しい物流センターを立ち上げる際は、数百億の投資と年間数十億のコストがかかります。そのため、想定される10~20年先の売上計画から利益額を想定し、人件費・庫内設備費・配送費等のコストを細かく算出し、センターが適正な運営をできるよう設計・調整をすることが私の主な仕事です。近年は労働人口の減少に伴い、パートさんの募集がしづらい状況になっており、最低賃金の上昇の影響も伴って人件費の高騰が続いています。そのような背景から、常に小売業様や消費者に安定的かつ最少コストで商品をお届けするため、新しい設備を導入し、徹底的な省人化を図る必要性があります。一方で最新鋭の機器を導入しても運用するのは社員・パートさんであり、最終的には「人」が大事になってきます。社員やパートさんにとって業務のしやすいマニュアルやフローを作成し、一人ひとりの役割まで理解していただく必要性があるため、「開発側と運用側の架け橋」になることが私の大きな役割だと感じています。

本質を捉えて改善提案することで
社内外に貢献できる人材に

私が目指すのは、PALTACの物流の次世代を担い、「物流のことならあなたしかいない」と言われるような、物流に精通し、物流を通じて社内外に貢献できる人材です。人件費・原油価格の高騰などを要因とする社会的な課題は、社内外問わず顕在化する危険性があります。社内では新規設備の導入と、既存拠点の成功例・意見を水平展開することで生産性向上を図る必要性があり、重要になってくるのは「聴く力」と「観る力」です。拠点の意見を汲み取る細やかな視点と、経営戦略も含めた俯瞰できる視点の両方を身に付け、結果を伴った物流改善案を考え実行していきたいと思っています。社外では今後さらに、小売業様から、流通コストを最小化するための提案を望まれることが想定されます。まずはPALTACの物流を深く理解し、小売業様が何に困っているかを聴き、本質的な問題を捉え、追及・分析する力が必要になります。PALTACの「物流営業」として、PALTACが持つ物流機能やノウハウを効果的に提案することで、小売業様と信頼関係を築けるような存在になりたいと考えています。

1日のスケジュール

8:45

出社
物流本部開発部ミーティング(各社員が懸念事項をその場で共有)

10:00

資料作成
新センター設計に関わるデータ分析、資料作成

13:00

ヒアリング
既存拠点へ人員配置や運用方法の現状&課題をヒアリング

15:00

打合せ
研究開発本部、情報システム本部と新センター設計打合せ

16:00

情報共有
物流本部内へ本日の打合せ内容を情報共有

17:45

退社
業務課題について上司に相談後、退勤

PALTACはどんな会社?

創業120年以上の歴史がありながら、常に進化をしている会社という印象があります。物流部では流通コストを最小化するために様々な取り組みを実施しています。設計段階では1cm、1mm単位での機器設計、1秒単位での生産性効果を出すための活発な議論が交わされ、実際にこの議論が新センター・既存センターで実を結んでおり、本当にレベルが高い環境に身を置いていると感じます。毎日が勉強であり、成長を実感できるアグレッシブな環境です。若手社員が積極的に挑戦する姿勢を受け止める企業風土が根付いており、社内外問わず信頼関係を築けるよう、一人の人間としての成長を促し、見守る会社だというイメージを持っています。