本当に求められる商品を、スピーディーに、的確に形にし、効率よくローコストで消費者の手元へお届けすること。これはサプライチェーン全体の使命でもあります。その中でPALTACは、製・配・販の「中間」に位置する卸売業だからこそできる「サプライチェーンの全体最適を実現するトータルソリューション」を提供。メーカー様・小売業様の満足を最大化しコストを最小化することで、人々の豊かで快適な生活に貢献する――それが、PALTACの使命であり事業です。
PALTACの「路」
人々の暮らしになくてはならない商品を、どんな時も確実に・安定的にお届けする。
PALTACが取り扱うのは、シャンプー、石鹸、歯磨き粉などの化粧品・日用品、そして風邪薬や湿布などの一般用医薬品です。
こうした人々の暮らしになくてはならない商品を、年間に全国へ35億個、国民一人当たり30個お届けしています。
日本の生活必需品は多品種少量、低価格を特徴としますが、だからこそPALTACのような卸売業がメーカー様と小売業様の中間に介在し、流通を効率化・ローコスト化することは不可欠です。
PALTACのお取引先であるメーカー様は約1,000社、小売業様は約400社。小売業様の店舗数は何万店にものぼります。
たとえば、メーカー様から小売業様への商品のお届けだけをとってみても、中間に卸売業がいることで、とてもシンプルかつスピーディーになります。
もちろん、卸売業の役割は、物の流れを効率的にするだけではありません。膨大な情報もお金の流れも、あらゆる「路」をスムーズにします。
わたしたちPALTACは、生活必需品を安心・安全に供給する社会インフラ企業として、サプライチェーンという、メーカー様の生産・入庫から小売業様の発注・荷受・店舗作業までのあらゆるプロセスにおいて徹底して正確さとコスト効率化を実現。
より清らかでスムーズな流れを生み出すための支援強化と機能強化を図ることで、全体最適を可能にし、社会に真に必要とされる新時代の中間流通を目指して未来を切り拓く流通改革に取り組んでいます。
安心・安全を追求し安定的にお届けするということ
PALTACが取り扱っているのは、化粧品・日用品、一般用医薬品という、人々の暮らしになくてはならない「生活必需品」です。これらの商品を唯一フルラインで扱う、いわば社会インフラ企業として、どんなときも確実に・安定的に商品をお届けすることは、事業運営における最重要課題のひとつ。
日々の暮らしを豊かにする、「当たり前の商品」が、「当たり前に届く」。そんな毎日のために、PALTACでは効果性が高く、多面的な問題に対処できる自然災害対策およびセキュリティ対策を実施。
安心・安全を追求し、平時はもとより有事の際にも、ローコストかつ安定的に商品をお届けする取り組みを行っています。
非常用自家発電装置
免震構造
サーバ(データセンター)二重化
最適な売上・利益を創出するトータル・ソリューション営業
市場環境は常に変化し、消費者ニーズは細分化しています。ただモノを売ればいいという時代は終わり、消費者のご満足と、製(メーカー)・配(卸)・販(小売)すべてが適正な利益を確保できる流通づくりこそ、これからのサプライチェーンに求められる課題であり、PALTACの役割使命でもあります。
PALTACでは、あらゆる取引プロセスを数値化し、そこに顕在化する製・配・販それぞれの問題・課題の解決に、三者一体となって取り組んでいます。
同時に、カテゴリー全体での売場活性化のご提案、RDC機能活用を含めたトータル流通のご提案、生産性向上のための業務最適化のご提案など、サプライチェーン最適化に向けてのトータルソリューション営業を目指しています。
情報提供サイト
プラノグラム(棚割)
商圏分析
社内会議の様子
徹底した最適化・効率化を支える独自の物流ノウハウ
PALTACが目指すのは、生産から消費に至る流通プロセス全体に対する、さらなる最適化と効率化です。単に流通そのもののコスト削減にとどまらず、俯瞰的な検証に基づいて、流通プロセスと店舗作業におけるムダをなくし、メーカー様・小売業様の生産性向上を実現。99.999%という高い納品精度をはじめ広く業界の壁を超えて評価をいただくPALTAC独自のロジスティクスシステムは、今なお進化を続けています。
その要となるのが、全国16か所に位置する大型物流センターRDC(Regional Distribution Center)。トータル50,000アイテムの販売計画・販売実績をデータベース化するとともに、メーカー様の適正生産量から小売業様店舗での在庫管理・陳列作業までをコスト合理化の対象として分析し、高品質・高精度のソリューションを提供しています。
また、2018年8月に稼働したRDC新潟からは新システム「SPAID」を導入し、これまで人が行っていた重労働のほか、入荷から出庫に至るまでのさまざまな過程での自動化に挑戦。従来比2倍以上の人員生産性を実現し、労働人口減少に伴う人手不足に対応するとともに、人にやさしい新物流モデル構築に取り組んでいます。
事業の根幹を支える最優・最強の情報システム
PALTACの安心・安全、安定的な物流の実現、中間流通機能を支える業務の効率化と生産性向上、そして徹底したローコスト経営。こうした事業の根幹を支えるのが、当社独自の情報システムです。
たとえば、RDCを支えるシステムは、50,000アイテムの商品を全国各地の小売業様、そして消費者の皆さまへ安定供給するという、いわば社会インフラともいえる役割を担い、日々成長を続けています。また、営業活動、物流業務、社内事務を支える各種支援システムは、最新技術を積極的に活用し、時代の変化に迅速かつ柔軟に対応。サプライチェーンの全体最適を目指し、広く深く課題に対応しながら進化しています。
加速するデジタル化をいち早く捉えて積極的に施策を推進し、各事業部門との協働推進役として、ビジネス貢献システムの構築にチャレンジし続けることで、さらなる自動化・AI化・デジタル化を実現します。
柔軟かつアグレッシブな自社開発へのこだわり
PALTACの特徴のひとつは、あらゆる面で最適化・効率化を追求する圧倒的なローコスト経営です。
市販のパッケージツールを自社に当てはめるために時間と費用をかけるのではなく、最適なシステムと機器を独自に開発しています。社内システム、営業部門や仕入部門における各種支援システム・情報技術に加え、RDCを支える先進のロジスティクス機能や物流機器について自社開発も手掛けており、特許取得機器も数多く所有しています。最適なシステムと機器を自社開発することにより、営業活動やRDC運営における分析や緻密な作業予測、スピーディーな運用改善が可能となります。
どんな場面にどんな機能・ツールがあれば効率化や改善が実現できるのかを考え自社で研究・開発する精神は、PALTACに脈々と受け継がれ風土として根付いています。
特許取得機器・システム一覧
特許件数18件(2024年1月末現在)
「※」は、存続期間満了等により、現在は権利を有していない特許となります。
中間流通機能を活かしたグローバルビジョンの具現化
日本国内の市場が成熟・飽和傾向にある中で、メーカー様・小売業様の海外進出意欲はますます高まり、ニーズも多様化しています。しかし、種々の煩雑な取引、国ごとの文化や商慣習の違い、法律の違いなど、海外進出には多大なリスクが伴います。また、それらに対応するために要する多大な経済的コストや人的パワーが障壁となることも少なくありません。
輸出事業においては、現地有力卸による販促支援やメーカー様における少量小口輸出の実現等、また、輸入事業では、小売業様における「工場との直接取引」による商品調達および海外でのPB商品開発サポートなど、お取引先様のグローバルビジョンを具現化するために、PALTACの高度な物流・販売ノウハウと中間流通機能を活かして、ローコストで効率的、かつ安心・安全なサポートをご提供しています。